不動産系企業（横浜市）＠産業看護師の求人データ

神奈川県は日本第二の都市となっているのですが、そんな神奈川県で最も栄えているのは県庁所在地でもある横浜市です。もちろん横浜市にも多数の大手企業があるのですが、本社だけで企業看護師の求人を出しているわけではないので、支社や事業所でも求人が出ていれば応募が可能です。

求人モデルケース

職種：不動産系企業
雇用形態：正社員
給与：月給23万円から33万円（経験、能力により優遇）
勤務時間：9時から18時
募集人数：1人
応募資格：正看護師資格保有者、看護師経験3年以上が望ましい、パソコンスキルがある人
勤務内容：企業内に設置されている医務室で、応急処置や健康相談、健康指導やメンタルケアなどを行う

解説

不動産業の場合には、大半が接客などの人と接する仕事になるので、やはりメンタルケアは欠かせないのですが、看護師は基本的にメンタルケアは専門外となっています。それでもメンタルケアを行うのが産業看護師の仕事なので、可能であれば保健師の資格や産業カウンセラーなどの資格を持っているとかなり面接では有利になります。

また、不動産業界に限らず、産業看護師はパソコンを使用するのが一般的なので、パソコンスキルがないと採用してもらえないような企業も多くなっています。中にはパソコンスキルのことについては全く触れていなくても、実際にはパソコンを使えないと採用してもらえない、面接で不利になることはあると考えておくべきでしょう。

横浜市内は交通の便がよく、通勤をするのには全く問題はありませんし、大手企業の場合には車通勤も可能となっているので、特に交通機関のことを心配する必要はありません。それよりも人口が多いので、産業看護師の求人に多くの人が応募する可能性があることを心配するべきでしょう。そんな時にはやはりメンタルケア関連の資格を持っておくことで、自分が有利になるように対策を練らないといけません。

産業看護師のセミナーに参加した感想

コミュニケーションの大切さを学べた

企業看護師というと、1人で仕事をするというイメージがあるので、あまりコミュニケーション能力は関係ないと思っていましたが、実際にはかなりコミュニケーション能力が重要だということに気が付きました。企業看護師の仕事は健康相談やメンタルケアを行うことが多いので、どのようにコミュニケーションを取るべきなのかという点がとても大切になります。

元気を与えるようなコミュニケーションを取るにはどうすればよいのか、相手の立場に立ってアドバイスをするにはどうするべきなのかという講義も行われ、講義終了後には企業看護師だけではなく、一般的なビジネスにも応用できるのではと感じました。特にメンタルケアを受けに医務室まで足を運んでくる人は、かなり気持ちが沈んでいる状態なので、いかにして元気を与えるのかという講義はとても有意義な内容です。

職場を元気にするためのコミュニケーション、病人を励ますためのコミュニケーションなど、簡単にコミュニケーションとは言いますが、いろいろな対応方法があるという点は目からうろこです。対人関係に関しても、企業看護師はプロでなくてはいけないのです。

パソコンスキルを高めるセミナーもある

産業看護師と聞くと、看護師としての知識や技術を学ぶセミナーが一般的だと思いがちですが、産業看護師として仕事をするのであれば、最低でもワードとエクセルが使えなければいけません。しかも一般的なパソコンのセミナーではなく、きちんとした産業看護師向けのセミナーでパソコンスキルの向上を行っているのです。

内容はワードとエクセルが一般的なのですが、中には表計算など特定の分野に限定したセミナーが多くなっています。特にエクセルはある程度の知識がないと扱えませんので、統計演習などの講義を行って、実際に産業看護師として勤務したときに困らないような勉強ができました。講義内容はとても奥深く、一般的なパソコンスクールよりもよりわかりやすい解説でしたので、かなり安心感を得ることができました。

電力系企業（大阪市）＠産業看護師の求人データ

大阪市にある中の島は、安治川の中州にある街なのですが、役場やホテル、銀行などが多く存在している地域になっています。

他にもいろいろな会社の本社などがあるのですが、面積が小さくなっていることもあり、市民が暮らす住宅というのはほとんどありません。よって大半の人は通り越す地域なのですが、仕事に来る人などは多くなっているため、ビジネスマンで溢れている地域と言えるでしょう。

求人モデルケース

職種：電力系業者
雇用形態：正社員
給与：月給22万円から
勤務時間：8時から18時
募集人数：1人
応募資格：看護師資格保有者、看護師経験5年以上、産業看護師経験は不問
勤務内容：企業内の医務室で応急処置や安全指導、衛生指導などを行う仕事

解説

中の島というのはかなりエリアが狭くなっているので、さらに産業看護師に限定してしまうと、やはり求人の幅はかなり限られてしまうでしょう。

できれば市内全体、もしくはもっと大手企業が密集していて面積の広いエリアに限定するべきなのですが、中の島に限定しても、全く就職できる可能性がないというわけではありません。中州には地下鉄とバスが走っているので、交通の便はよくなっているため、通勤するのに不便さは感じないでしょう。

勤務時間や仕事内容などはどこの企業でも、どこの地域でも全く変わらないのですが、電力関連の場合には、やはり安全面に対してはかなり厳しい指導が必要になってきます。このような会社でケガをしてしまうと、かなり重大なケガに繋がってしまう場合があるので、応急処置よりもケガをしない対策や予防が求められる仕事と言えるでしょう。

もちろん勤務歴の長い職場の管理者とも連携しないと安全指導はできないので、コミュニケーション能力も必要になってきますし、自分自身も自社の安全対策についてしっかりと勉強をしておく必要があります。ただし、企業看護師は医務室に勤務するのが一般的なので、現場で常に指導を行うというわけではありません。

転職のとき面接で気をつけたこと

服装や髪形など見た目に注意する

面接のときには受け答えだけではなく、服装や髪形までしっかりと見られています。よって見えるところもきちんとして面接に行かないといけません。例えば髪の毛は染めないで黒髪にしておく、男性であれば必要以上に伸ばさないで、ある程度短くしておくなども重要ですし、女性であればあまりアクセサリーを多くつけすぎないなどの配慮も必要になります。

服装はスーツを着ていき、夏場であっても男性はネクタイを着用しておくのが一般的です。このように見た目というのは誰でも簡単に直せる部分なので、簡単に直せる部分もしっかりとできないと思われてしまえば、当然不採用になってしまう場合もあるので、十分注意して面接に臨まなければいけません。

受け答えはあらかじめ対策を練っておく

面接で聞かれる内容というのは、企業看護師でなければ聞かれることがないような場合もあれば、どこの職場でも必ず聞かれるような場合もあるので、どこの職場でも聞かれるような質問に関しては、あらかじめどのように答えるべきなのか、しっかりと対策を練ってから面接に臨むようにしましょう。

産業看護師として勤務するときにのみ聞かれるような内容であれば、事前に対策を練るのは難しいかもしれませんが、どこの職場でも聞かれるような内容であれば、事前に対策を練ることが可能です。では、どのような質問がよく面接で聞かれるのでしょうか。転職して産業看護師になることが多いので、以前はどのような仕事をしていたのかという質問はかなり高い確率で聞かれます。

また、なぜこの職場を選んだのか、何で前の職場を辞めたのかという質問はほぼ確実にされると思うべきでしょう。当然回答は産業看護師らしい内容でもよいですし、ごく一般的な内容でもかまいません。医務室での勤務では、1人で行われることが多いので、1人でもきちんと仕事ができるのかという質問も、産業保健師であれば聞かれることもあるため、しっかりと対策を練ってから面接に行きましょう。

病院から企業看護師に転職して楽になった部分と大変になった部分

病院よりも楽になった部分

病院と企業の医務室では全く勤務内容も異なっているので、大変になる部分と楽になる部分があります。最初は病院勤務よりも楽になった部分を紹介させていただきますが、やはり夜勤がないというのが最も楽になった部分だと言えるでしょう。特に病院の場合には、日勤と夜勤を交互に行うことが多いので、かなり体力的にきついのです。

また、残業が少ないのも企業看護師の楽な部分であり、病院では残業は当たり前のように行っています。そして休みがしっかり取れるというのも企業看護師の方が楽なのですが、病院の場合には休みが少なくなっている上に、有給休暇もほとんど自由に取れない場合があるので、しっかりと決まった日に休みを取れるというのがメリットでしょう。

しかも企業看護師は病院看護師のように動き回るということが少ないので、体力的にも楽になっています。このように病院での勤務に比べて、民間企業の医務室で勤務をする企業看護師というのはかなり恵まれた環境にあると思うでしょうが、楽な部分もあれば厳しい部分もたくさん存在しているということを忘れてはいけません。

病院よりも大変になった部分

産業看護師が病院勤務の看護師に比べて大変な部分もあるのですが、どのような点が大変なのでしょうか。多くの産業看護師は医務室に1人で勤務していることが多いので、何かあったときには病院のように誰かに助けを呼んで手伝ってもらうということができません。また、判断を誤ってしまった場合には全て自分1人の責任となるので、かなり責任重大なのです。

他にも健康相談やメンタルケアを行う必要がありますし、健康診断の補助や健康管理も行います。さらには衛生面や安全面に関する指導もあるので、かなり多岐に渡って仕事をこなしていく必要があるため、仕事を覚えるのが大変なのです。看護師の場合には楽な職場は存在していないので、楽な部分があれば必ず大変な部分があることから、いかに自分に合った職場を発見できるかが長く続けていくための秘訣と言えるでしょう。

電気製品系製造業（神戸市）＠産業看護師の求人データ

神戸市も比較的製造業が盛んになっている地域ですし、やはり港町となっていることから、大手企業の倉庫などがかなり多くなっているという特徴があります。神戸は瀬戸内海に面しているということもあり、天候が悪くても波が比較的穏やかであったことから港町として栄えてきたのですが、やはり横浜と同じく明治時代以降に栄えた地域となっています。

そんな神戸市でも企業看護師の募集は行われているのですが、製造業が多いということで、電気製品企業の求人例をもとに解説してみたいと思います。

求人モデルケース

職種：電気製品系製造業
雇用形態：紹介予定派遣
給与：月給22万円から32万円（経験、能力により優遇）
勤務時間：8時から17時
募集人数：1人
応募資格：看護師資格保有者、経験者優遇（未経験者は30歳未満）
勤務内容：企業内診療所で、医師の診察や検査の補助、応急処置や健康相談、安全指導などの業務を行う

解説

電気製品を製造している企業というのは、大きな機械類を使って製造しているということもありますし、高圧電流を使用している場合もあるので、かなり安全面には注意しなければいけなくなります。今回紹介した産業看護師の求人は企業内診療所となっていますが、医務室であっても企業内診療所であっても、やはり安全指導などは行う必要があるのです。

ただし、企業内診療所であれば他にも先輩看護師が勤務していますし、場合によっては保健師が勤務している場合もあるので、しっかりと指導をしてもらえるというメリットもあります。だからこそ経験が浅くても採用してもらえることがありますし、未経験者でも上記求人例のように、年齢制限を行って採用している求人が出ている場合もあるのです。

また、紹介予定派遣であれば正社員として採用してもらうことが決まっているので、どのような会社であるのかを知ってから本格的に正社員として勤務することも可能です。よってこのような求人が出ていれば、かなり恵まれていると言えるのですが、全ての求人がこのように恵まれているというわけではありません。

食品製造系企業（名古屋市）＠産業看護師の求人データ

名古屋市の栄と言えばテレビ塔で有名な地域なのですが、この周辺には会社が多数存在しているので、企業看護師として勤務するには向いている地域だと言えるでしょう。商店も多いですし、買い物客や観光客も多数訪れる地域になっているのですが、やはり交通の便がよいというのは、人が多く集まってくる条件が整っていると言えるのです。

求人モデルケース

職種：食品製造系企業
雇用形態：正社員
給与：月給25万円以上（経験や能力により考慮）
勤務時間：8時から17時
募集人数：1人
応募資格：看護師資格保有者、経験者優遇（未経験者も歓迎）
勤務内容：企業内に設置されている診療所で医師の補助や健康診断の補助、応急処置や簡単な検査などを行う業務、特に衛生管理には力を入れている

解説

愛知県と言えば製造業が比較的多くなっているという特徴があり、名古屋市は食品を製造する企業も多くなっているのです。

食品を製造する企業であれば、当然衛生面に関してはかなり厳重に注意しなければいけませんので、会社によっては看護師ではなく保健師を採用している企業もありますし、看護師と保健師の両方を採用している企業も存在しています。また、今回の求人例では企業内診療所となっているものの、当然看護師が1人や2人で勤務している医務室が完備されているような企業も多数あります。

通常産業看護師はある程度経験が必要なのですが、中には未経験者でも採用してもらえる場合があります。なぜなら1からしっかりと看護師を育て、自分の会社に合った方針で業務を行ってもらいたいからです。特に食品製造メーカーの場合には、応急処置やメンタルケアなどの仕事も重要なのですが、衛生管理には特に気を配っているのが一般的です。

よって看護師として就職する場合であっても、衛生管理に関する資格を持っている人であれば、看護師としての経験が麻人や未経験者でも採用してくれる傾向にあるのです。特に経験者が他に応募してきたときには、このような資格で対抗しないと不採用になってしまうこともあります。

産業看護師に採血業務はある？

企業看護師は学校の保健室に勤務する看護師と同じく、基本的には医療行為は行わないことが多くなっています。しかし、企業看護師が勤務する民間企業の中には、看護師が1名や2名のみで勤務している医務室が一般的であるものの、中には医師と一緒に数名の看護師が勤務している企業内診療所を設けている民間企業もあるのです。

また、看護師は医師の指示があれば採血を行うことが可能なので、当然企業内診療所では、看護師が採血を行うことも十分あり得ます。看護師は通常採血も仕事の中に含まれているので、採用する民間企業側でも、看護師は採血ができるものと考えて求人を出しているので、企業看護師の求人で採血のことを書いていないことが多いのでしょう。

よって看護師のみが勤務している医務室では医療行為を行うことはなくても、企業内診療所では確実に医療行為を行うと考えておき、採血を含めてある程度の医療行為に自信がある人が応募するべき求人です。もちろん面接で採血があるということを伝えてくれる企業もあるので、基本的な医療行為はできるようにしておくべきでしょう。

どのようなときに採血を行うのか

産業看護師として民間企業に勤務した場合、企業内診療所に勤務が決まったら、採血の仕事があると思うのは当然です。では、どのような目的でどういったときに採血を行うのでしょうか。企業内診療所というのは、基本的に街中にあるクリニックと同じなので、当然血液検査を行うために採血をしますし、健康診断を行うときにも採血は必要になるので、企業内診療所があれば当然血液検査もあるのです。

また、採血だけではなく、予防接種を行う場合もあるので、予防接種を目的に注射を行う場合もあるのですが、予防接種の場合には必ずしも看護師が行うのではなく、医師が直接行う場合もあるでしょう。よって企業内診療所で勤務するためには、やはりある程度医療機関に勤務したことがある人の方が、仕事はやりやすく感じるでしょう。

製鉄関連企業（北九州市）＠産業看護師の求人データ

福岡県の中でも北九州地域は工業の街と呼ばれているぐらい工場が多数あり、昔から栄えていた地域なのですが、そんな中でも有名なのは製鉄関連の企業ではないでしょうか。他にも陶器の製造や電気製品の製造業などもある北九州市ですが、もちろんこのような大手企業では企業看護師の求人が出ています。

求人モデルケース

職種：製鉄所
雇用形態：アルバイト
給与：時給2000円
勤務時間：8時から17時（勤務日は3日以上）
募集人数：1人
応募資格：正看護師資格保有者、看護師の実務経験者に限る
勤務内容：企業内診療所で正社員の企業看護師を補助する仕事、安全指導や衛生面の指導、社員の健康を守る為の業務全般

解説

一般的には正社員や紹介予定派遣が多くなっているのですが、産業看護師の場合であってもアルバイトで求人を出すこともあるのです。ただし、勤務時間は一般的にフルタイムとなっている場合が多いのですが、勤務日は上記求人例のように、3日以上勤務すれば好きな曜日を選択できる場合、もしくはこの曜日に出勤してほしいと言われることが多くなっています。

アルバイトの場合には当然時給で支給となるのですが、時給の場合には固定給になっている場合もあれば、やはり経験や能力に応じてある程度上げてくれる場合もあります。また、アルバイトであってもやはり産業看護師は経験がないと、採用してもらうのは難しくなっていることが多いと言えるでしょう。企業によってはアルバイトで採用してもらっても、のちに正社員として登用してくれる場合もあります。

北九州市内は大きな工場が多い傾向にあるので、医務室ではなく企業内診療所が設置されていることも多いのですが、基本的には産業看護師としての仕事内容が変わるということはありません。あくまで基本となる仕事は、健康指導や相談、メンタルケアや衛生面、安全面の指導、企業内診療所であれば医師の補助などが一般的な仕事内容となっています。

「日本産業衛生学会 登録産業看護師」の資格情報

会費を支払えば入会が可能

現在の日本にはいろいろな学会が存在していますが、企業看護師として勤務するために役立つ学会も存在しています。その1つが日本産業衛生学会と呼ばれている団体なのですが、基本的には会費を支払うことで入会が可能となっています。ただし、会員は主に3種類あり、正会員、学生会員、賛助会員となっています。

しかし、産業看護師として民間企業の医務室に勤務するためには、やはり正会員となっておいた方がよいでしょう。入会方法はとても簡単で、日本産業衛生学会のホームページから雛形の申込書を印刷して、所定の住所へ送付するだけです。書類に不備がなければ会費の支払い案内が折り返し送付されてくるので、料金を支払えば入会完了となります。

日本産業衛生学会に所属することでいろいろな特典を受けることができますし、このような団体に所属しているというだけでも産業看護師として働く時には有利になるのです。面接のときに、日本産業衛生学会に所属していて、このような勉強をしていると発言するだけでも、採用してもらえる確率は高くなるでしょう。

日本産業衛生学会に登録するとどのような特典を得られるのか

何も特典がないのであれば、誰も登録しなくなってしまうので、日本産業衛生学会に登録することでいろいろな特典を受けることが可能になっています。では、どのような特典があるのかを見ていきましょう。最も一般的なのは、研修会を受けられるということなのですが、研修会はブランクが空いてしまったときなどはかなり役に立つ存在なので、うれしい特典と言えます。

他にも年6回に分けて産業衛生学会の雑誌は配布されるので、この世界はどのような状態になっているのかという情報収集ができるようになります。そして産業看護師として就職するときに最も有効的と言われているのは、産業看護師登録制度です。企業の医務室で勤務するときには、看護師資格以外には特に資格はいりませんが、このような産業看護師登録制度があることで、就職した後でも役に立つでしょう。