「日本産業衛生学会 登録産業看護師」の資格情報

会費を支払えば入会が可能

現在の日本にはいろいろな学会が存在していますが、企業看護師として勤務するために役立つ学会も存在しています。その1つが日本産業衛生学会と呼ばれている団体なのですが、基本的には会費を支払うことで入会が可能となっています。ただし、会員は主に3種類あり、正会員、学生会員、賛助会員となっています。

しかし、産業看護師として民間企業の医務室に勤務するためには、やはり正会員となっておいた方がよいでしょう。入会方法はとても簡単で、日本産業衛生学会のホームページから雛形の申込書を印刷して、所定の住所へ送付するだけです。書類に不備がなければ会費の支払い案内が折り返し送付されてくるので、料金を支払えば入会完了となります。

日本産業衛生学会に所属することでいろいろな特典を受けることができますし、このような団体に所属しているというだけでも産業看護師として働く時には有利になるのです。面接のときに、日本産業衛生学会に所属していて、このような勉強をしていると発言するだけでも、採用してもらえる確率は高くなるでしょう。

日本産業衛生学会に登録するとどのような特典を得られるのか

何も特典がないのであれば、誰も登録しなくなってしまうので、日本産業衛生学会に登録することでいろいろな特典を受けることが可能になっています。では、どのような特典があるのかを見ていきましょう。最も一般的なのは、研修会を受けられるということなのですが、研修会はブランクが空いてしまったときなどはかなり役に立つ存在なので、うれしい特典と言えます。

他にも年6回に分けて産業衛生学会の雑誌は配布されるので、この世界はどのような状態になっているのかという情報収集ができるようになります。そして産業看護師として就職するときに最も有効的と言われているのは、産業看護師登録制度です。企業の医務室で勤務するときには、看護師資格以外には特に資格はいりませんが、このような産業看護師登録制度があることで、就職した後でも役に立つでしょう。