産業看護師のセミナーに参加した感想

コミュニケーションの大切さを学べた

企業看護師というと、1人で仕事をするというイメージがあるので、あまりコミュニケーション能力は関係ないと思っていましたが、実際にはかなりコミュニケーション能力が重要だということに気が付きました。企業看護師の仕事は健康相談やメンタルケアを行うことが多いので、どのようにコミュニケーションを取るべきなのかという点がとても大切になります。

元気を与えるようなコミュニケーションを取るにはどうすればよいのか、相手の立場に立ってアドバイスをするにはどうするべきなのかという講義も行われ、講義終了後には企業看護師だけではなく、一般的なビジネスにも応用できるのではと感じました。特にメンタルケアを受けに医務室まで足を運んでくる人は、かなり気持ちが沈んでいる状態なので、いかにして元気を与えるのかという講義はとても有意義な内容です。

職場を元気にするためのコミュニケーション、病人を励ますためのコミュニケーションなど、簡単にコミュニケーションとは言いますが、いろいろな対応方法があるという点は目からうろこです。対人関係に関しても、企業看護師はプロでなくてはいけないのです。

パソコンスキルを高めるセミナーもある

産業看護師と聞くと、看護師としての知識や技術を学ぶセミナーが一般的だと思いがちですが、産業看護師として仕事をするのであれば、最低でもワードとエクセルが使えなければいけません。しかも一般的なパソコンのセミナーではなく、きちんとした産業看護師向けのセミナーでパソコンスキルの向上を行っているのです。

内容はワードとエクセルが一般的なのですが、中には表計算など特定の分野に限定したセミナーが多くなっています。特にエクセルはある程度の知識がないと扱えませんので、統計演習などの講義を行って、実際に産業看護師として勤務したときに困らないような勉強ができました。講義内容はとても奥深く、一般的なパソコンスクールよりもよりわかりやすい解説でしたので、かなり安心感を得ることができました。