ワードとエクセルの基本操作はできるように
企業看護師は健康管理や健康診断のデータ管理を行うので、多少のパソコンスキルが必要になってきます。では、どれぐらいのパソコンスキルがあれば問題ないのでしょうか。基本となるのはワードとエクセルなので、ワードとエクセルができるレベルで問題ありません。できればパワーポイントもできた方がよいのですが、何でもできるレベルではなく、文字や数字を入力できて、表計算ができるぐらいのレベルで大丈夫です。
ワードやエクセルは本が多数出ていますし、パソコンを購入するときには初めからインストールされているか、付属のCDにソフトが入っているので、簡単にインストールすることができます。もし企業看護師を目指したいと考えているのであれば、転職する前にワードとエクセルを勉強しておくべきでしょう。
本を参考にして何度か使っていれば、簡単に覚えられるレベルですし、通信教育やスクールも開催されているので、どのような方法であっても多少のレベルまでしっかりと勉強しておけば、面接のときには有利になります。また、マイクロソフト関連の資格もあるので、余裕があれば資格を取得しておくとよいでしょう。
タイピングのスキルがあれば言うことなし
ワードとエクセル、できればパワーポイントができるレベルであれば特に産業看護師として働く上では問題ないのですが、医務室では1人で看護師が勤務する場合も多いので、誰かに聞くということが難しくなります。よって自分だけでもある程度こなせるぐらいのスキルがあった方がよいのですが、他にもある程度タイピングができる方がよいでしょう。
タイピングというのは簡単に言えば早打ちのことで、タイピングができるのとできないのとでは仕事の進み具合が全く違ってきます。もちろん必須スキルではありませんので、指でゆっくりと入力するレベルでも問題はないのですが、やはりタイピングをある程度できるようになっていた方が仕事に役立つでしょう。初めはゆっくりでも徐々に慣れてくるので、タイピングができるように頑張ってみるべきです。